材料費はお年玉貯金
新型コロナウイルス関連では、閉塞感が漂う話ばかりが目立ちます。
そんな中、とても明るい、すばらしいニュースだと思いました。
ニュース
Twitterのトレンドに上がっていて気付きました。
中学1年生。
これまで貯めてきたお年玉のお金で材料を揃え、大人用と子ども用のマスクを手作りしたというのです。
約600枚を製作して、地元の山梨県庁に届けたとのこと。
行動できる人なんだ
とうてい真似できません。
中学1年生の女子の行動力に、頭を殴られてような衝撃です。
すばらしいことです。
しかも、寄付するなんて!
マスクの転売が問題になっていて、メルカリでは、手作りマスクが売られています。
彼女は、作ったものを売ることだってできたのです。
でも、寄付することを選びました。
感動です。
うまい言葉が見つからないです。
材料費くらいのお礼は必要では?
彼女としては、ボランティア的な考え方でマスクを作られたのだと思います。
その精神はすばらしく、行動に移したことは称賛です。
そこにおいて、費用負担まで中学生にさせるということでよいのでしょうか。
事実として材料が必要なのですから、その分くらいは公が負担してあげてもよいのでは?
ボランティアは無償の奉仕ではなく、その精神が最低条件です。
お金がかかっているのですし、それが中学生なのですから。
必要な対価は支払うべきです。日本はこのあたりが進んでいないと思うんです。
勉強時間を削って作業したというところは個人裁量ですが、材料はどうにもなりません。
固定観念ばかりが増えていく
そういえば。
マスクは使い捨てばかりを使っています。
ですがそもそも、マスクは洗って使いまわすものでしたよね。
作ったものを寄付したってよいのですよね。
なんでもお金儲けに繋げようとして。。
がめついっ!
時間がないとか、生活できないとか、そういう話ではないのです。
人としてどうあるべきかという話なのですね。