材料費はお年玉貯金
新型コロナウイルス関連では、閉塞感が漂う話ばかりが目立ちます。
そんな中、とても明るい、すばらしいニュースだと思いました。
ニュース
Twitterのトレンドに上がっていて気付きました。
![](https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200317/K10012336671_2003172252_2003172303_01_03.jpg)
中学1年生。
これまで貯めてきたお年玉のお金で材料を揃え、大人用と子ども用のマスクを手作りしたというのです。
約600枚を製作して、地元の山梨県庁に届けたとのこと。
行動できる人なんだ
とうてい真似できません。
中学1年生の女子の行動力に、頭を殴られてような衝撃です。
すばらしいことです。
しかも、寄付するなんて!
マスクの転売が問題になっていて、メルカリでは、手作りマスクが売られています。
彼女は、作ったものを売ることだってできたのです。
でも、寄付することを選びました。
感動です。
うまい言葉が見つからないです。
材料費くらいのお礼は必要では?
彼女としては、ボランティア的な考え方でマスクを作られたのだと思います。
その精神はすばらしく、行動に移したことは称賛です。
そこにおいて、費用負担まで中学生にさせるということでよいのでしょうか。
事実として材料が必要なのですから、その分くらいは公が負担してあげてもよいのでは?
![お金](http://pxa.jp/wp-content/uploads/2020/02/money-2696229_640-300x173.jpg)
ボランティアは無償の奉仕ではなく、その精神が最低条件です。
お金がかかっているのですし、それが中学生なのですから。
必要な対価は支払うべきです。日本はこのあたりが進んでいないと思うんです。
勉強時間を削って作業したというところは個人裁量ですが、材料はどうにもなりません。
固定観念ばかりが増えていく
そういえば。
マスクは使い捨てばかりを使っています。
ですがそもそも、マスクは洗って使いまわすものでしたよね。
作ったものを寄付したってよいのですよね。
なんでもお金儲けに繋げようとして。。
がめついっ!
時間がないとか、生活できないとか、そういう話ではないのです。
人としてどうあるべきかという話なのですね。